【2023年度版】徹底解説!ANAマイルを貯めたいなら まだまだ使えるソラチカカード!

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ソラチカ一般(ANA To Me PASMO JCB)
ソラチカゴールド
ANA ワイドゴールドカード

むかしむかしあるところに、ANAマイルが信じられない勢いで貯まる、ソラチカカードという魔法のカードがありました。ANA村の村人達はこれをソラチカルートと呼び、貯めたポイントをせっせとメトロポイントからANAのマイルに交換し、青い飛行機に乗って各地に旅行にでかけていました。
しかしなんということでしょう。ポイントサイトからメトロポイントへの交換ルートがある日閉じられてしまったのです…!ANA村の住人達は嘆き悲しみながらもTOKYUカードに乗り換え、青い飛行機に乗り続けました。そしていつしかソラチカカードは思い出となっていったのです…

こんにちは!ANA陸マイラーのくろねこです。
今日はソラチカ一般カードのメリットを紹介するね!

ANA ゴールドカードとお別れすることになりました…

SFCの家族カード発行したからね~。

ありがと~!(ゴールドカード解約するか…)

ANA陸マイラーとなってから、メインカードはソラチカ一般(ANA To Me PASMO JCB)。その後ANA VISAワイドゴールドカードに乗り換えましたが、SFCの家族カードとしてANAゴールドカードが手に入ったので、再びメインカードをソラチカ一般に戻した筆者がおすすめするソラチカ一般カードのあれこれです。

カードのスペックを比べてみました

ソラチカ一般カード、ソラチカゴールドカード、ANA VISAワイドゴールドカードのスペックを比べてみました。

ソラチカ一般カードソラチカゴールドカードANA VISA ワイドゴールドカード
年会費(税込)〈本会員〉 2,200円 ※初年度無料
〈家族会員〉 1,100円 ※本会員が無料の場合、家族会員も無料になります。
〈本会員〉 15,400円
〈家族会員〉 2,200円
〈本会員〉15,400円(税込)
〈家族会員〉4,400円(税込)
お申し込み対象〈本会員〉 18歳以上でご本人または配偶者に安定継続収入のある方。または高校生を除く18歳以上で学生の方

〈家族会員〉 生計を同一にする配偶者・親・子供(高校生を除く18歳以上)の方。
〈本会員〉 20歳以上(学生不可)でご本人に安定継続収入のある方。

〈家族会員〉 生計を同一にする配偶者・親・子供(高校生を除く18歳以上)の方。
〈本会員〉原則として、満20歳以上で、ご本人に安定継続収入のある方

※ゴールドカード独自の審査基準により発行させていただきます。
旅行傷害保険

(死亡・後遺障害の場合)
【最高補償額】
〈海外〉 最高1,000万円
〈国内〉 ー
【最高補償額】
〈海外〉 最高1億円
〈国内〉 最高5,000万円
【最高補償額】
海外旅行 5,000万円
国内航空 5,000万円
国内旅行 5,000万円
国内航空傷害保険最高1,000万円最高5,000万円最高2,000万円
国内・海外航空機遅延保険乗継遅延費用保険金(客室料・食事代)


出航遅延費用等保険金(食事代)


寄託手荷物遅延費用保険金(衣類購入費等)


寄託手荷物紛失費用保険金(衣類購入費等)
乗継遅延費用保険金(客室料・食事代)
2万円限度

出航遅延費用等保険金(食事代)
2万円限度

寄託手荷物遅延費用保険金(衣類購入費等)
2万円限度

寄託手荷物紛失費用保険金(衣類購入費等)
4万円限度
-
ショッピングガード保険〈海外〉 年間最高100万円
〈国内〉 ー
〈海外〉 年間最高500万円
〈国内〉 年間最高500万円
年間300万円までのお買物安心保険
特典Oki Dokiポイント、ANAマイル、メトロポイントVポイント/お買物利用200円(税込)につき1ポイント付与
ポイントコース「マイル自動移行コース」「マルチポイントコース」のいずれかを選択ANAマイレージ移行可能ポイント 2倍コース
マイル移行手数料(税込)10マイルコース…5,500円(年間)
5マイルコース…無料
無料無料
マイル移行換算率 10マイルまたは5マイル10マイル1ポイント=2マイル
追加可能なカードETCカード、QUICPay、ANA QUICPay+nanaco 、家族カード、PiTaPa ETCカード、iD、LINE Pay、WAON、PiTaPa 、銀聯カード
WEBサービス (※5)MyJCB
MyJチェック
Vpass
電子マネーApple Pay・Google Pay™Apple Pay・Google Pay™・ID・ETC・PiTaPa
継続ボーナスマイル1000マイル2000マイル2000マイル

ゴールドカードは保証が手厚いのが魅力ですが、ソラチカゴールドカード、ANA VISAワイドゴールドカード共に15,400円の年会費がかかります。ソラチカ一般カードは2,200円の年会費なのでかなりお手軽ですね。しかも契約から1年ごとにもらえるボーナスマイルも1,000マイルつきます。
ボーナスマイルのみの単価を取り出して考えると
ゴールドカード 15,400円→2,000マイル(1マイル=7.7円)
ソラチカ一般カード 2,200円→1,000マイル(1マイル=2.2円)
考えようによっては3倍お得なソラチカ一般カード。

クレジットカード決済で貯まるポイントは以下のとおり。
ソラチカ一般カードとソラチカゴールドカードは1000円ごとに1OkiDokiポイントが貯まります。
ANAマイルへの交換レートは1OkiDokiポイント=5マイルまたは10マイル。
ソラチカ一般カードの場合は5マイルコースで1000円決済=5マイル
ソラチカゴールドカードの場合は10マイルコースで1000円決済=10マイル
ANA VISAワイドゴールドカードは200円ごとに1Vポイント=2マイル。 1000円決済=10マイル。

ちょっとわかりにくい…

獲得マイルだけ表にまとめました!

ソラチカ一般カードソラチカゴールドカードANA VISA ワイドゴールドカード
本会員年会費 2,200円15,40015,400
継続ボーナスマイル1000マイル
(1マイル=2.2円)
2000マイル
(1マイル=7.7円)
2000マイル
(1マイル=7.7円)
1000円決済で貯まるポイント1OkiDokiポイント1OkiDokiポイント5Vポイント
1000円決済で貯まるポイントの
ANAマイル交換レート
5マイルコース=5マイル10マイルコース=10マイル5Vポイント=10マイル
10マイルコース=10マイル(年間5,500円)

ソラチカ一般カードがお得に見えるね…?

やや難点なのはソラチカ一般カードだと1000円決済で5マイルしか貯まらないということ。10マイルコースに申し込むと年間5,500円かかるので、単純に1マイル獲得コストを2円までOKと見ると、年間決済55万円あたりがボーダーラインになるかと…
年間55万円決済→5マイルコース→2750マイル獲得
年間55万円決済→10マイルコース→5500マイル獲得(5,500円払って2750マイル多く獲得)
年間55万円だと、ひと月5万円前後使っていけば55万円になります。

もっとお得になる技があります!

年会費が割引になります

ソラチカ一般(ANA To Me PASMO JCB)
ソラチカゴールドカード

ソラチカ一般カードは『スマリボ』というリボ払いに登録し、年1回以上の利用があれば1,375円のキャッシュバックが受けられます。年会費は2,200円ですので、なんと2年目からの年間維持費が825円まで下がります。
ソラチカゴールドカードも同じく『スマリボ』に登録すると5,000円のキャッシュバックが受けられます。年会費は10,400円に下がります。

年一回以上の利用とは、『カードの有効期限月の前月の15日から12ヵ月さかのぼった期間内にショッピングの利用があること』をいいます。

リボ払いって怖いですよね…?でも、年会費の割引条件は『リボ払いに登録』『年に一度の利用』なのでリボ払いに登録し、設定金額よりも使わなければ手数料は1円もかかりません!

年に1回、コンビニでチロルチョコをカードで買ってもいいんです。

それならできる

ただし、この記事はソラチカ一般カードを割と使っていくのをおすすめする記事なので笑、リボ払い怖い!毎月繰り上げ返済なんてしてられない!という方は心の安定の為に年間2,200円払うことをおすすめします。

ソラチカ一般カードはスマリボに登録し、年1回の利用で825円まで年会費が下がることがわかりました。持ち続けている以上、ボーナスマイルが1,000マイルもらえますので、何と1マイル0.825円で手に入ります。ANAマイラーなら死蔵カードとしても発行すべきカードです!

ANAワイドゴールドカード

ANA VISAワイドゴールドカードにも年会費が割引になる技があります。
まず、毎月の利用明細を「WEB明細サービス」にすると1100円の割引が受けられます。さらに、「マイ・ペイすリボ」申し込み+年に1回以上の手数料発生で3850円の割引。合計すると4950円の割引に。
年会費は10,450円になります。
★ マイ・ペイすリボはショッピング1回払いの利用分が自動的にリボ払いになる支払い方法です。

ソラチカ一般カードの10マイルコース料金を1/3に圧縮

同じ金額をカードで切るなら、やっぱり10マイルコースが良く見えるんだよね…

でも年間5,500円は払わなくていいなら払いたくないよね…?

初年度のみですが、2年間ポイントを交換せずに10マイルコースで移行できる技があります。3年間でポイントを移行するのは1度だけ。1/3のコストで10マイルコースを利用します。
10マイルコースの手数料は年度単位でかかるので、ポイントを貯めて3月に移行するところがミソです。

■とりあえずソラチカ一般カードを発行。カード利用でポイントを貯めます。
■ガッツリ貯まった年度の3月末に10マイルコースに変更。ポイントを移行します。
 ★3月末というのは、3月の引き落としが終わりポイントが反映されてからのことをいいます。
 ★マイル移行の年間5,500円の手数料は移行しなければかかりませんが、念の為移行が終わったら5マイルコースに戻しておきましょう。
■仮に2022年3月末にポイントを10マイルコースで移行したとすると、2022年4月の支払いに対して付与されるポイントの期限は2024年4月ですので、2年間はポイント移行しなくてOK!

これ以降は1年おきに10マイルコースに登録、移行を繰り返していけば10マイルコースの移行手数料は1/2に抑えることが可能です。

初歩の初歩。移行コースって何?

ソラチカカードの決済で貯まるOkidokiポイントには、『マイル自動移行コース』『マルチポイントコース』の2コースが選べます。
■マイル自動移行コース→貯まったポイントは随時ANAマイルに移行
■マルチポイントコース→手動でANAマイルに移行
これは迷わずマルチポイントコースです。Okidokiポイントの有効期限は付与から2年ありますので、2年間は貯めておき、必要な時にマイルに換えたほうがマイルの失効を防ぐことができます。

Okidokiポイントで2年、ANAマイルで3年の有効期限なので最長5年までANAマイルとして使用する有効期限を延ばすことができます。

年間55万円の決済、10マイルコース移行で貯まるマイルは5500マイルなので
まとめて移行のほうが使いやすいと思うな…!

2年に一回の移行だと11,000マイル。国内線のトクたびマイルで旅行に行けるね。
(★トクたびマイルは片道3,000マイルから)

ソラチカ一般カードでマイル自動移行コースだと、1Okidokiポイントは
自動的に5マイルに交換されてしまうので、10マイルコースに乗せられなくなるんだね。

ここまでのまとめ

クレジットカード決済で貯めたポイントを一番効率よくANAマイルに交換できるカードは何か?表にまとめました。

ソラチカ一般カードソラチカゴールドカードANA VISAワイドゴールドカード
年会費(割引後)825円10,400円10,450円
継続ボーナスマイル1000マイル
(1マイル=0.825円)
2000マイル
(1マイル=5.2円)
2000マイル
(1マイル=5.225円)
1000円決済で貯まるポイント1OkiDokiポイント1OkiDokiポイント5Vポイント
1000円決済で貯まるポイントの
ANAマイル交換レート
10マイルコース=10マイル(年間2750円)10マイルコース=10マイル5Vポイント=10マイル
年間維持コスト3,575円10,400円10,450円

年間維持費がゴールドカードの約1/3なのに同じレートで移行できるソラチカ一般カード恐るべしです。

なんかすげー

メトロポイントも貯まるんです

【以下JCBから抜粋】

東京メトロに乗車(定期券・企画券区間外)すると、メトロポイントがたまります。(※1)

また、メトロポイントPlus加盟店でPASMO電子マネーを利用するとメトロポイントがたまります。(※2) さらにソラチカカードで定期券を購入すると、メトロポイントとOki Dokiポイントがダブルでたまります。(※3)

  1. メトロポイントPlusのお申し込み手続きを済ませたPASMOで、定期券面区間外の改札機で入出場した際の運賃に、東京メトロ線が含まれている場合が対象になります。
  2. メトロポイントPlusの登録を行ったPASMOでPASMO電子マネーを利用された分が対象となります。現金やクレジットカードの利用は対象となりません。
  3. 東京メトロの定期券うりばや多機能券売機にてソラチカカードでのお支払いで定期券を購入した場合が対象です。メトロポイントは1,000円につき5ポイントたまります。

1ヵ月の定期代が10,000円の場合、メトロポイントが50ポイント貯まります。12か月で600ポイント。ANAマイルに交換で540マイル。

少ないって思いました?いやいや、チリツモなんですよ、これが。

営業職の方はけっこう地下鉄移動多いですよね?週に会社と客先を3往復すると1乗車5ポイント×往復×3回=30ポイント。×4週間で120ポイント。年間1,440ポイント。ANAマイルに交換で1,296マイル。定期代と合わせて年間2,040ポイント・1,836マイル。

特に何もしないのにポイントが貯まるんだね。

いや!もっと営業行くわ!地下鉄ガンガン乗るわ!って営業職の方の為にソラチカゴールドカードで計算してみました。
週に会社と客先を5往復すると1乗車20ポイント×往復×5回=200ポイント。×4週間で800ポイント。年間9,600ポイント。ANAマイルに交換で8,640マイル。定期代と合わせて年間11,040ポイント・9,936マイル。
会社の経費で地下鉄代はおりるので、このくらい地下鉄に乗る方はゴールドカードの発行のほうがよいと思います。割引後のゴールドカードの年会費は10,400円なので1マイル約1円で手に入っちゃいます。

ゴールドカードのメリットはもちろんあります

ゴールドカードには一般カードにはない、年会費を払う分のメリットがあります。

■エコノミークラス搭乗でもビジネスカウンターでチェックインができます
■国内主要空港、およびハワイホノルルのラウンジを無料で利用できます
■メトロポイントが貯まりやすい
■OkidokiポイントからANAマイルへの移行レートが良い・移行手数料が無料

このあたりの価値は人によって違うので、一般カードよりもゴールドカードのほうが合っている人もいると思います。ビジネスカウンターでのチェックインやラウンジ利用はSFCカードにも付与されているので(SFCカードで利用可能なラウンジはANAのビジネスラウンジですのでソラチカで入れるラウンジより断然快適です!)ゴールドにするか一般にするかは地下鉄にどのくらい乗るかで決めてもいいのではと思っている次第です。

一番のメリット!メトロポイントに逃がせます

ソラチカカードを持つ一番のメリットは、メトロポイントに逃がせることではないでしょうか。この記事を読んでくれている方は恐らくANAマイレージを貯めたい方だと思います。貯めたマイルで特典航空券を発券し、旅行に行くことができれば何も問題ないのですが使うことができず、マイルの有効期限が迫ってきている…という事態もあります。ありました。

実際にANAマイルをメトロポイントに交換した記事がこちら!

メトロポイントの有効期限は2年。ANAマイルの有効期限は3年なので、最長5年までマイルの期限を延ばすことができます。

ソラチカカード、けっこう使えそうだね?

総まとめ

今回はソラチカ一般カードのメリットをあれこれ紹介する記事でしたがいかがでしょうか?

■スマリボに登録し、年に一度の使用があれば2年目からの年会費は825円。
■更新ごとに1,000マイルもらえるので死蔵カードとしても最適。
■移行コースは5マイルのマルチポイントコース。2年に一度10マイルコースでマイルに交換。
■地下鉄にガンガン乗る人はソラチカゴールドカードがおすすめ。
■年間決済50~100万くらいの人におすすめです。

私は上記の方法などなどでANAマイルを貯め、特典航空券のビジネスクラスで年2回海外旅行に行っています。我が家は夫婦二人世帯ですがマイラー活動をしているのは私のみ。二人分の航空券は賄えています。

たまちゃん、僕の分もよろしく!

任せておいて~!

記事としてはちょっと古いですがマイル活動には必須のポイントサイトを紹介した記事がありますので貼っておきますね。

そしてこれは必読!スマリボと仲良くなってOkidokiポイントのボーナスポイントをガッツリもらっちゃおう!な記事です。わかりにくいリボの仕組みを図にして解説してあります。数字が出てくるととたんに眠くなる人にこそおすすめです。この記事書いて、リボにはめちゃくちゃ詳しくなってしまいました…!

またね!これからもお得情報発信していきま~す!

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